Paulo-Bento(C)Getty Images

日本代表戦の完敗を認める韓国代表のパウロ・ベント監督、ソン・フンミンら不在を言い訳にせず「唯一の責任者は私」

韓国代表を率いるパウロ・ベント監督が、日本代表戦後の会見で試合を振り返った。

25日、国際親善試合としては約10年ぶりに日本と韓国が相まみえた。試合は、16分に山根視来の代表デビュー弾で先制した日本が、27分に鎌田大地のゴールで2点目を奪取。後半は韓国が盛り返したが、83分にはCKから遠藤航がヘディングシュートを決めて、日本がそのまま3-0で完勝した。

敵地とはいえ0-3の惨敗を喫したベント監督は試合後、前半の劣勢を受けて、「良い試合ができていない、競い合うことができていない」と伝えたとのことで、「日本は試合を通じて良かったですが、我々も後半は少しアグレッシブにプレーできました。だがそれも十分ではなく、試合をタイにするには足りなかった。妥当な結果だと思います」と後半の巻き返しを評価しつつも、完敗を認めた。

以下に続く

さらに、ソン・フンミンやファン・ヒチャンらの欧州組主力が不在となったことについて、彼らがいれば異なる結果を得ることができたと思うか問われると、「欧州組について、彼らがいれば結果が違ったなど、そういうことは言うべきではない。そのような言い方をするのは、真摯な姿勢ではないと思います」とコメント。以下のように続けた。

「11月の時の親善試合もそうですし、このような状況下で我々は戦っています。常に選手は揃わないわけですし、影響はもちろんあります。試合のスタイルや代表のプロセスにおいても影響を及ぼします。良い結果を得るには難しい状況にありますが、でも欧州組がいたら勝てた、などという表現はすべきではない」

「唯一の責任者は私。選手たちは全員、全力でプレーしたと思っています」

日韓戦の最新情報

広告