G大阪が待望の最終ライン補強！広州恒大から韓国代表DFキム・ヨングォンを完全移籍で獲得

ガンバ大阪は26日、中国の広州恒大よりDFキム・ヨングォンが完全移籍で加入することを発表した。背番号は19に決定している。

現在28歳のキム・ヨングォンは186センチの長身DF。全州大学校から2010年にFC東京へ加入すると、リーグ戦でいきなり23試合に出場。翌年には当時J1に所属していた大宮アルディージャへ完全移籍を果たした。

12年にはロンドン五輪に出場し、銅メダル獲得に貢献。Jリーグなどでの活躍が認められ、12年夏に当時マルチェロ・リッピ監督が率いていた広州恒大へ完全移籍で加入した。

中国では4度ベストイレブンに選出され、13年と15年にはクラブをAFCチャンピオンズリーグ優勝に導くなど、中国スーパーリーグ屈指のDFとして君臨した。なお、同選手はアジアカップ2019に韓国代表として参加しており、チームへの合流日は現時点で未定となっている。

今季宮本恒靖監督体制2シーズン目を迎えるG大阪は、DFの要であったファビオが契約満了、初瀬亮がヴィッセル神戸へ移籍するなど最終ラインの補強が急務となっていた。すでにタイのムアントン・ユナイテッドから青山直晃の獲得を発表していたが、ここに来て大型補強を実現している。