ユヴェントスのクリスティアーノ・ロナウドは、幼少期から“練習の虫”だったようだ。元チームメイトのトニート氏が逸話を明かした。
スポルティングでプロとしてのキャリアをスタートさせ、以降マンチェスター・U、レアル・マドリー、そしてユヴェントスで輝き続けるロナウド。世界最高選手の称号でもあるバロンドールを史上最多タイとなる5度受賞するなど名実ともに世界最大のスター選手だ。
この地位に登り詰めるまで、ロナウドが想像を絶する努力を積んできたことは周知の事実だ。そんな中、若かりし頃のポルトガル代表FWを知るトニート氏は、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』で当時の様子について振り返っている。
「クリスティアーノはまだ子供だった。それでも彼は、今のように信じられないほどに謙虚で、野心的で、志とプロフェッショナルを兼ね備えた男だった」
「トレーニング中には、オーバーワークにならないように止めようとしたけれど、それでも彼がグランドから離れる気配はなく、1時間程度待ったこともあった。ある日には、ジムの窓を叩いて彼に“クリス、もう止める時間が来た。もうこんな時間だ。”って言ったこともあった」
先日に34歳の誕生日を迎えたばかりと、すでにベテランの域に入るロナウドだが、今シーズンから活躍の場を移したユヴェントスでも衰えを全く感じさせない。ここまで全公式戦32試合に出場して21ゴールを記録するなど、好調を続けるチームの大黒柱として活躍する。
先日のフロジノーネ戦でもゴールを奪って勝利に貢献したロナウドは、自身にとってチャンピオンズリーグ4連覇を目指して20日のアトレティコ・マドリー戦を迎える。
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