現地時間23日、コパ・リベルタドーレス2019決勝フラメンゴvsリーベル・プレートがチリのエスタディオ・ナシオナル・デ・チリ行われた。
この試合で先行したのはリーベルだった。14分、右サイドからのクロスが混戦地帯を抜けて中央へ流れ、ラファエル・サントス・ボレが右足で合わせて先制ゴールをマークする。
試合はこのまま0－1で進み、リーベルの連覇かと思われたが、89分から劇的な展開が待っていた。フラメンゴは左サイドの裏に抜けたジョルジアン・デ・アラスカエタがクロスを入れると、ファーに飛び込んだガビゴルことガブリエル・バルボサが押し込んで、土壇場で1－1の同点に追いつく。
そして直後の後半アディショナルタイムの92分には、相手DFの浮き球処理をミスした瞬間をガビゴルが見逃さず、左足のボレーを叩き込んで2－1と逆転に成功。ガビゴルの土壇場2ゴールにより、フラメンゴが逆転で南米王者の座に輝いた。
フラメンゴはかつてジーコが在籍していた1981年以来、38年ぶり2度目となる南米制覇を達成。一方で逆転負けを喫したリーベルは、コパ・リベルタ2連覇を土壇場で逃す形となった。
なお、フラメンゴはこれでクラブ・ワールドカップ2019の出場も確定。準決勝が初戦の予定となっており、この試合では準々決勝アジア王者vsエスペランス（チュニジア）の勝者と戦う見通しとなる。もし浦和が24日にアジア王者となった場合、浦和vsフラメンゴというカードが、クラブW杯準決勝で実現する可能性も浮上する。
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