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31歳で引退のマイカ・リチャーズ「精神的に病んでいた」近年はどん底の状態だったと明かす

20:20 JST 2019/09/28
Micah Richards
今夏、31歳で引退を表明した元イングランド代表DFのマイカ・リチャーズ。2016年10月以降、ピッチから長らく遠ざかっていたが、その実情は残酷なものだったようだ。

マンチェスター・シティやイングランド代表などでもプレーしたDFマイカ・リチャーズは今年7月、長年の負傷による影響で31歳にして現役引退を表明した。

アストン・ヴィラ在籍2年目の2016年10月以来、3年近く実戦のピッチに立たないまま現役を退く形になったが、本人が不本意なキャリア晩年だったと『BBC』のインタビューを通して明かしている。

「ヴィラに加わってから、このような形でキャリアを終えるとはまさか思っていなかったよ。僕はヴィラでケガをしていた時、まるでゴーストのようにひっそりと生きていた」

「僕はただフットボールをしたかったし、ピッチに立つために可能な限りのことをしようと考えていた。ただ、ヴィラサポーターのみんなは僕に対してフラストレーションを溜めていたのかもしれないね。僕は攻撃の対象になっていたんだ」

リチャーズは「負傷の回復を目指してジムに通い“僕は元気だ!できる。きっとできる。僕は元気だ”と自分に暗示をかけながらトレーニングを積んでいた。ただ、状況は好転しないしピッチに戻るチャンスさえ回ってこない。そうしているうちに長い間孤独な場所でふさぎ込んでいる自分がいたんだ。精神的にも病んでいたんだよ」と続け、心理的に大きなダメージを負っていたと明かした。

「僕はもうプレーヤーではなく、引退した一人の人間だ。それでも、現役時代に僕のSNSにヴィラのサポーターから寄せられた差別的かつ暴力的な言葉は本当に残酷なものだった」

「ヴィラから“チャンスがほしいか?”と聞かれて、自分のフィジカルがどこまで戻っているか、チェックをしてみたんだ。走ることもジャンプすることもできた。だけど、右膝をひねることができなかった。これじゃあ選手として続けられないと思ったのさ」

そしてリチャーズはここ3年間、戦列に復帰できなかったヴィラ時代の苦悩について「ファンによる不満の矛先が、自分に向いていることは分かっていた。そうしているうちに“自分はここで必要とされていないんじゃないか”と考えるようになった。だけど、ヴィラのみんなとは常に別メニューで調整を続けていたから、同僚に悩みを打ち明けることもなかった。感情を表現する場もなく、ただただ暗闇の中で孤独な状況にいた。前向きな姿勢を保ち、笑顔をキープするために頑張っていたけど、実情はそうじゃなかった。常に助けを求めていた」と語っている。

その一方で「キャリアの晩年は理想的なものではなかったかもしれないが、僕は引退して今、幸せだと思っている。これが僕にとって最も重要なこと」と続け、リチャーズは現状が不幸ではないと強調した。

1988年生まれ、現在31歳のリチャーズはマンチェスター・シティの下部組織育ちで、05-06シーズンに当時17歳でトップデビュー。11-12、13-14シーズンにはプレミアリーグ制覇を経験し、14-15シーズンはフィオレンティーナへ期限付き移籍。

15-16シーズンはアストン・ヴィラへと移籍するも、このシーズンは24試合に出場したが2部降格を経験。翌シーズンは10月までリーグ戦2試合に出場したが、このタイミングを最後に負傷で長期離脱へ。それ以来戦列復帰することなく昨季限りでヴィラとの契約も満了となり、今年7月に現役引退を表明していた。

若くしてマンチェスター・Cでは守備陣の主軸に定着したリチャーズ。だがキャリア後半は順風満帆とは程遠いもので、ヴィラ時代の心理状態はどん底の状態にあったようだ。

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