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2018-01-18-JAPAN-MORIYASU Hajime(C)Etsuko Motokawa

3戦を振り返る森保監督「僕が言ったことだけでなく」…メディアにもオープンな姿勢を求める

グループステージで3連勝を飾り、首位での決勝トーナメント進出を決めた日本代表。ここまでAFCアジアカップの戦いを、どのように感じているのだろうか。日本代表を率いる森保一監督は、次のように振り返った。

「3試合全てが難しく、厳しい試合でした。大会前にも、アジアカップはギリギリの戦いをして1試合1試合を制していくものだと考えていましたが、3試合を通じて、あらためて体験できました」

「厳しい試合」という言葉は、自信の表れでもある。第3戦・ウズベキスタン代表戦では先発メンバーを10人入れ替えたにもかかわらず逆転勝利を収めたことを踏まえ、「厳しい試合をものにしていくことで、残念ながら東口(順昭)はプレーできていませんが、チーム全体としてチームのコンセプト、戦い方を共有できた」と、手ごたえを感じているようだ。

それでも初戦・トルクメニスタン代表戦で2得点を挙げたFW大迫勇也のコンディションは気になるのではないか。森保監督は「もちろん大迫の存在はチームにとって大きい」と認めつつも、次のように続けた。

「大迫がいなくなった時にチームが全てダメになるのではなく、大迫に限らず誰かがいなくなった時、必ず力のある選手が次にいてくれる。特徴が違う選手が入っても、マイナーチェンジで合わせていければ」

実際、第3戦ではFW武藤嘉紀が得点を決めた。このことを森保監督はポジティブに捉える。

「FWは点を取って自信をさらに高めていく。チームとしても、点を取るべき選手が取ってくれることで、チームとしての戦い方、前にボールを運んでいくという共通理解もできる」

開催国・アラブ首長国連邦(UAE)に入って約2週間。当初懸念されたコンディションのばらつきは解消されたのだろうか。森保監督も、チームの力を発揮するために重要なポイントだと語る。

「戦術的な部分だけでなく、フィットネスも試合、あるいは練習を通じて上げていければと思っていました。第3戦までに、ほとんどの選手をスタメンで起用できたので、ゲーム勘、ゲーム体力の部分では、決勝トーナメントに向けて良い状態が作れたと思います」

第3戦では交代枠3つを使い切ったが、第1戦、第2戦は使い切らなかった。その理由について聞かれると「考えていることはいっぱいありますが、シンプルに言うと勝つため」と回答。MF乾貴士も第1戦の後に理由を尋ねていたが、結果、コミュニケーションを大事にしていることが共有され、一体感が高まったと話していた。

森保監督も「試合で使える選手は限られているので、ストレスをためる選手がいることは当たり前だと思います。選手にはモヤモヤ感なく、思い切ってプレーしてほしいので、なんでも話してもらって、話せることはオープンにしたいと思っています」と、コミュニケーションの重要性を強調した。

それでも大迫やDF長友佑都は「若手にもっと主張してほしい」と発言している。森保監督も、そうした考えに理解を示しつつも「それぞれキャラクターも違いますし」と、一概に言えない話だと説明する。

「みんな胸に期するものは持っていると思います。その選手が本当にどういう形で自分の力を発揮するのかは、個々に違うものだと思っています。ただ、本当にがむしゃらにやっているかは、ピッチ内にいる選手の皮膚感覚というか、フィーリングで分かると思います。キャリアを重ねた先輩たちの言葉は、若手に響くと思うので、自分たちで刺激し合い、高め合ってほしい」

また、オープンな姿勢は選手たちに限らず、メディアに対しても求めていることだ。

「僕が言ったことだけでなく、皆さんがサッカーを見て、あそこダメとか、あそこが良かったとか言ってもらえればうれしい。ポジティブな意見もあれば批判があるのは、この世界では当たり前。僕らもチームとして成長したいと思っていますが、日本のサッカーの成長には皆さんにも一緒に入っていただいていると思っています。どんどん厳しいことも含めて書いてもらえれば」

森保監督は、日本サッカー全体の成長を望んでいる。

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