サガン鳥栖と横浜FCは5日、辻周吾と高丘陽平の両GKがそれぞれ完全移籍で加入することを発表した。
辻はジェフユナイテッド千葉の育成組織出身の21歳。2016年に鳥栖へ加入するも出場機会はなく、2018年途中に横浜FCへ期限付き移籍していた。2018シーズンの明治安田生命J2リーグでは10試合に出場。今回、期限付き移籍期間の満了に伴い、完全移籍で横浜FCに加入することが決定した。
辻は鳥栖を通じて「サガン鳥栖での約2年半、すごく成長することができたのも全部、皆様のおかげです。お世話になりました。ありがとうございました！」と感謝の言葉を残した。
現在22歳の高丘は横浜FCの育成組織出身。2014年にトップチームに昇格した。3年目までは出場機会が得られなかったが、2017シーズンではJ2リーグに41試合に出場。昨年途中に鳥栖へ期限付き移籍していた。鳥栖ではリーグ戦での出場はなかったが、JリーグYBCルヴァンカップで3試合に先発。2019シーズンは完全移籍で鳥栖に加入することとなった。
高丘は古巣の横浜FCに対して、以下のようにコメントしている。
「自分を育てて頂いたクラブを離れることは残念に思いますが、今後成長した姿を見せることで恩を返していきたいと思っています。もっともっと成長して日本を代表するゴールキーパーになる夢を叶えるために全力で日々過ごしていきます。またいつの日か三ツ沢のピッチの上で皆様のサポートを受けプレーする日が来る事を楽しみにしています。そしてこれからより一層横浜FCが飛躍することを願っています。10年間ありがとうございました」
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