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アジアカップ2019は17日にグループステージの全日程が終了。決勝トーナメント進出チームが決定した。韓国メディアは、イランと日本がもう一つの山に入ったことで、自国が優勝へ大きな可能性を持つことができたと期待感を示している。
日本は17日に行われたグループF最終節で、ウズベキスタンに2-1と逆転勝利を収め、首位でF組を通過した。この結果、日本は決勝トーナメントで韓国やオーストラリアの山ではなく、イランが待つ山に入った。これを受けて韓国紙『スポーツソウル』は、「イランと日本、サウジアラビアを避けたことは韓国にとって最高の組み合わせだ」と期待感を記した。
「59年ぶりの優勝へ、韓国はタフな相手を避け、決勝で最後の力を使うことができるシナリオとなった。これは最高の対戦表と言っても過言ではない。韓国にとってはそれなりに用意な相手と戦うこととなる。実力を持ってすれば決勝へ勝ち進む確率は十分である。そして韓国は優勝候補の一角であるイランと日本のいずれとも決勝まで対戦しない」
「これは日本が16強でサウジアラビア、準決勝でイランなど強豪チームと血みどろの戦いを繰り広げることを意味する」
さらに同紙は、今後トーナメントで対峙するであろうオーストラリアやUAEについて言及。いずれも韓国有利の見方を伝えている。
「前回王者のオーストラリアは、今回の大会で戦力が大きく落ちた姿を現している。ヨルダンに0-1で敗れ、最終戦では審判の釈然としない判定のなか、シリア相手に勝利した。UAEについても開催国の利点を除けば普通のチームだ」
一方でカタールとイラクについては警戒を強めた。
「慎重にならなければいけないのは準々決勝だ。カタールはグループリーグで3戦全勝、10得点をマークした一方で、守備では無失点と完璧な試合を見せた。ストライカーのアルモエズ・アリがすでに7ゴールを決め、得点王に近づいている。イラクもグループリーグでイランと引き分けるなど、中東の利点を上手く生かして戦っている」
ソン・フンミンの合流などで勢いづく韓国だが、何が起こるか分からないのがアジア最高峰の戦い。果たしてその言葉通り、決勝に勝ち進むことができるのだろうか。
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