17-18シーズンの後半戦、ガラタサライでプレーした長友佑都は期限付き移籍が満了し、契約上は間もなくインテルに戻る予定だが、ガラタサライは長友の買い取りに向けた交渉を進めている。だが、その話し合いはまだまとまっていないようだ。
イタリア人ジャーナリスト、ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏はインテルが長友の完全移籍には400万ユーロ(約5億2000万円)を求めており、200万ユーロ(約2億6000万円)を提示しているガラタサライ側との開きがまだあると指摘している。
その一方で『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、インテルはファイナンシャル・フェアプレーの事情から、新シーズンの年俸予算を4500万ユーロ(約58億5000万円)に抑える必要があり、イヴァン・ペリシッチ、マウロ・イカルディら高額なサラリーを受け取っている選手の売却が既定路線と見られる。もちろん、長友も可能な限り高額で売却したい意向があり、それがクラブ間でなかなか合意に至らない一因になっているという。
長友はトルコでのプレーに満足しており、本人もガラタサライ残留に意欲を見せている。だが、保有権を持つインテルの懐事情もあり、長友の去就がなかなか決まらない状況になっているようだ。
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