2018_12_28_yuto_nagatomo(C)Getty Images

長友佑都が語る日本代表でしか味わえない「ホクホク感」とは?ウズベク戦は「今後のターニングポイント」

日本代表DF長友佑都は、いよいよ始まるアジアカップ2019決勝トーナメントに意気込みを示している。

決勝トーナメント1回戦の相手は、サウジアラビア。直近では17年9月に行われたロシアW杯アジア最終予選で対戦し、0-1で敗れた相手に、リベンジに挑む。

長友は気持ちが高まっているようだ。

以下に続く

「心と体がホクホクしてますよ、はい。何とも言えない感情ですね。このホクホクという言葉が合ってるのかどうか分からないですけど、心と体がホクホクします」

「だいぶ温まってますね。もうこのプレッシャーがあるから日本代表に残り続けたい、ここでプレーし続けたいと思うんですよね。これが醍醐味なんですよ、日本代表でプレーする。だから、本当にしびれますよ。やっぱり日の丸を背負って生きるか死ぬかの戦いですよね、このトーナメントっていうのは。で、アジアで勝たなきゃいけないっていうプライド、プレッシャーもありながら、それを背負って戦えるっていうのはしびれるというか、もうワクワクを超えたうえのホクホクですよ。はい」

ここからの戦いは、負ければ敗退となるノックアウトラウンド。何度も国際大会を経験してきた長友は、その緊張感を楽しんでいる。

「僕はもうそれが刺激的で、そういうサッカー人生を歩みたいと思って色々なものにチャレンジしてきたし、この4年間、今後のワールドカップ4年後を目指すっていうこともやっぱりこれがあるからですよ。このプレッシャー、重圧があるからですよ。これは何物にも代えがたいものです。成長できるうえでも、研ぎ澄まされるっていうところも含めて、こういう舞台で戦って、こういうプレッシャーを背負って戦っていかないと、やっぱり洗練されていかないですよね、人っていうのは。選手としては」

「(他の選手も?)いや、もちろんプレッシャーは感じてると思いますよ。やっぱり日本代表を背負ってますから。日本を背負ってますからね。そんな簡単に言えないレベルですよ。日本を背負うっていうのは」

「日本代表が今後成長していけるかどうかのターニングポイントになる試合だなと思っていて、今まで親善試合とかで、言ったら今回のアジアカップの予選、正直、引き分けても負けてもまだ可能性があるっていう中で戦えるじゃないですか。でも負けたら終わりなんで、このプレッシャーを背負ってピッチの上でどういうプレーをするかどうかっていうのは、サッカー選手としてだけじゃなくて、選手が持ってるパーソナリティの部分も含めて評価が見れるんじゃないかなって思いますよね。ただ、こういうプレッシャーでやっていかないと、何だろうな……動物でもサバンナで暮らしてる動物と、全然危険性のない場所で暮らしてる動物とでは、やっぱり研ぎ澄まされ方だったり、洗練のされ方は違うんで。だから厳しいところで結果を残すかどうかというのが、生きるか死ぬかの戦いをやらないと、人の成長はないですよね。サッカー選手としても」

そして、サウジアラビアの印象を語っている。

「FIFAランクはもう僕の中ではあってないようなもんなんで。実際に最終予選のオーストラリア戦に勝ってワールドカップを決めて、アウェーに乗り込んだじゃないですか。あの時、僕ら何もできなかったですからね。サウジアラビアは正直、メチャクチャ強いなと思いましたよ。完全アウェーの状況で僕らも決まったっていうのはあったんだろうけど、ボールもずっと持たれていたし、全然取れなかった。本当にうまいなと思った。正直、イメージは身体能力で何とかしてくる荒削りのイメージがあったんですよね。でもそうじゃないんですよ。今回分析しましたけど、つないできますよ。結局、心とメンタル的な部分の疲労が一番怖いですよね。体が動かなくなる。ボールを持たれ、守備しなきゃいけないっていう中で戦うとメンタル的にも脳が疲労してくるんで、一番怖いですね」

「今日も練習も雰囲気もかなり引き締まっているし、予選とは比べ物にならないくらいのチームの引き締まりを感じてるんですけどね。それがあってもやられてしまうっていうこの怖さですね、アジアカップというか、アジアで戦う中での。まあホントに地獄を見るか、天国に行けるか、これはもう自分たちがどんな時もブレない90分間の中でブレずに戦えるかどうかっていうところだと思います」

また、記者からAFCが選ぶグループリーグのMVP候補10人に入ったことを告げられると、「それ本当に長友ですか(笑)。大丈夫」とおどけてみせた長友。しかし、一番はチームタイトルであると強調した。

「どの試合を見たのか分からないですけど、僕の中の長友はまだまだやれると思っているし、まだまだ貢献できるんでね。どうなんだろう、その評価っていうのは、まあまあMVP取れるように、取らなくていいかな別に(笑)、チームが優勝すればいいです」

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