サイドバックの補強に動くマルセイユは、ユヴェントスのDFステファン・リヒトシュタイナーの獲得に動いているようだ。フランスメディア『FOOT01』が伝えた。
今夏の移籍市場で、選手層の薄い左サイドバックの補強に動くと言われていたマルセイユ。しかし、本職が左ではなく右サイドのリヒトシュタイナーの獲得に動いているという。『FOOT01』は、スイス代表DFを狙うクラブの1つにマルセイユが含まれていると報じている。
「今シーズン終了後、元リールのベテラン(リヒトシュタイナー)はフリーで獲得できることもあり、すでに3つのクラブが関心を示している。それはバレンシア、ラツィオ、マルセイユのようだ」
今シーズン、マルセイユは左サイドバックの選手層に不安を抱えている。パトリス・エブラがファンを蹴るという暴挙に出たため、シーズン途中に解雇。その後、日本代表DF酒井宏樹が本職の右ではなく、左サイドバックを務める試合もあった。
また、左サイドバックの手駒が少ない一方で、右サイドバックには酒井宏樹とブナ・サールがすでに在籍。同じく右を本職とするリヒトシュタイナーが加入となると、選手層の偏りを懸念する声もあがっている。
同メディアでは「右サイドバックのサール、酒井がいるにもかかわらず、マルセイユはこのポジションを強化するだろう」と紹介し、リヒトシュタイナーのマルセイユ入りが現実味が帯びていると強調している。
酒井はマルセイユと2021年まで契約を結んでいる。今夏、経験豊富なリヒトシュタイナーがフリーで加入となると、来シーズンは激しいポジション争いを強いられることになりそうだが、マルセイユは移籍市場でどのような動きを見せるのか、その動向が注目される。
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