古豪パルマのセリエA復帰を支えた主将DFアレッサンドロ・ルカレッリが27日、昇格セレモニーにおいて、自身の引退を発表した。イタリア『スカイスポーツ』が伝えている。
元イタリア代表FWクリスティアーノ・ルカレッリ(現・カターニア指揮官)の弟であるルカレッリは、2008-09シーズンから9年間にわたりパルマに所属。2015年にクラブが破産したことで、翌シーズンはセリエD(イタリア4部)からの再スタートとなったが、残留を決断し、主将としてけん引してきた。今シーズンはセリエBで2位につけ、3年ぶりのセリエA復帰が決定。約束通り、トップリーグへの復帰を実現させた有言実行の40歳主将だが、昇格セレモニーにおいて自身の現役引退を発表した。
「3年前、皆さんと約束したことを守ることができた。だが今後、チームメートの支柱であり続けることができないのではないかと恐れている。今は自分に確信が持てない。(最終節の)スペツィア戦が僕のサッカー選手としての最後の姿になる。これほど誇りに思える瞬間はなかった。今後、どんな役割を担うかはわからないが、パルマに残る。歴史を刻んだ一員となれて、主将として皆と一緒に戦えて誇りに思う。ありがとう!」
「厳しい時期を過ごしてきたが、僕らは常に浮き上がってきた。僕は主将であり、復活のシンボルにもなった。クラブの破産の後、僕はパルマとともに死んだが、パルマとともに復活した。自分たちの力、団結力のおかげで、勝者に戻ることができた」
パルマは1913年創設の古豪。1990年代はセリエA有数の強豪クラブとなり、国内のみならず、欧州カップ戦でも2度の優勝を果たした。元日本代表MF中田英寿氏が所属していたことでも知られる。なおパルマは、ルカレッリが9年間にわたり背負った背番号6を永久欠番とすることを決定している。
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