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疑惑浮上も跳ね除けてアジア杯初優勝。カタールFA事務局長「これは歴史的瞬間だ」

アジアカップ2019は1日に決勝が行われ、日本代表がカタール代表に1-3で敗れ、最多5度目の優勝を逃した。

一方でカタールは史上初のアジア王者に輝き、名実ともにアジアの強豪の仲間入りを果たした。カタールサッカー協会(QFA)のマンスール・アル・アンサリ事務局長が『Goal』の取材に応え、「称賛に値する戦いだった」とチームを評価した。

カタールは今大会、19得点・1失点と驚異的な数字を残し、7戦全勝で優勝を手にした。MVPと得点王には成長著しい22歳のエース、アルモエズ・アリが受賞。アリは9得点をマークし、イランの英雄、アリ・ダエイ氏が記録した8ゴールを抜いて最多得点記録を樹立した。

アンサリ氏は試合後、自国の躍進について「歴史的瞬間だ」と喜びを示した。

「我々はチームとこの成果を非常に誇りに思っている。アルハムドゥリッラー(アッラーに感謝を)。我々にとっては歴史的な瞬間だ。それが私の言えることすべてだよ」

スペイン出身のフェリックス・サンチェス監督の下、14年のAFC U-19選手権を初制覇し、自国開催の22年W杯に向けてアンダー世代から着実に育成を図ってきたカタール。そしてサンチェス監督は17年にA代表の指揮官に就任。今大会は、アンダー世代から活躍を続けるエースのアリや、アクラム・アフィフといった若手の活躍が顕著に目立った。

決勝前には、そのアリとバサム・アルラウィについて、準決勝で敗れたUAEのサッカー協会が、同大会への出場資格を満たしていないとAFCに異議が申し立てる事態となった。

FIFAの規定に『選手が国籍を変えて代表戦に出場する場合、選手本人が18歳以降に国籍を変更後の国で最低5年の継続した居住歴を保つ必要がある』部分に抵触すると、UAEは主張していたが、AFCの懲戒倫理委員会は、決勝直前に「2人のカタール選手ついてUAEが提出した抗議を棄却した」と発表。

様々な疑惑が生じたなかでの初優勝にアンサリ氏は「あらゆる状況に置かれていたにもかかわらず、我々はUAEからトロフィーを持ち帰ってきた」とコメント。アジアの新時代の幕開けを予感させる大会でもあった。

なお、カタール代表は22年のW杯は自国開催のため予選は免除となる。6月には日本とともにコパ・アメリカに招待国枠として出場する。

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