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「気持ちが切れたら続けるものではない」名古屋GK楢崎が引退会見、川口能活への感謝も

昨季限りでの現役引退を発表した名古屋グランパスGK楢崎正剛が11日、名古屋市内で会見を行った。

楢崎は1995年に奈良育英高校から横浜フリューゲルスに加入。1年目から出場機会を得ると、翌年以降も定位置を獲得していたが、98年限りでクラブが消滅したため、翌99年名古屋に完全移籍。2010年にはクラブ史上初となるJ1リーグ優勝を達成し、自身も同年のJリーグMVPを獲得した。名古屋には昨季まで20シーズン在籍し、8日に現役引退を発表していた。日本代表としては通算79試合に出場。4度のワールドカップを経験している。

引退の経緯に関しては「昨シーズンが始まる前に最後のシーズンだと思って臨んだ」と開幕当初から頭にあったと明かす。そして、「シーズンが終わって、やりきったという気持ちを判断しかねるところがあった。こんな年齢でも(他クラブから)オファーがあって、時間が過ぎていく中で、モチベーションも上がってくることを期待したが、それが感じられなかった。その中でオファーを受けるのは失礼。気持ちが切れたら続けるものではない。年末くらいには、決断をしました」と悩んだ末の引退であることを説明した。

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また、昨季をもって同じく現役を引退した川口能活について問われると「僕にとっては先輩でもある。中学、高校から全国レベルで活躍する有名な選手だった。追い掛ける立場として、見本として、憧れだった。彼がいなければ僕も長くプレーしていなかった。僕にとって特別な存在だった」と感謝の思いを述べた。

今後のキャリアについては「監督のイメージはできない」としつつも、「日本のGKを育てないといけないという声はツラい。何とか自分もGKの発展、育てる手助けはしていきたい」

「僕はサッカーに育てられた。サッカーに恩返ししていきたい思いは一番強い。発展に貢献していきたい」と後進の育成に取り組む意向を示した。

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