マインツに所属する日本代表FW武藤嘉紀に、ブンデスリーガ内移籍の可能性が浮上しているようだ。ドイツ誌『キッカー』が伝えている。
2015年夏にFC東京からマインツに渡った武藤だが、今シーズン終盤に今夏の退団を示唆し、憧れのプレミアリーグに向かう可能性が報じられてきた。だが25歳のアタッカーにはドイツの他クラブも熱視線を送っているようだ。
『キッカー』によれば、興味を抱いているのは以前ハノーファーやケルンで強化を担当していたヨルク・シュマットケSD(スポーツディレクター)を招へいしたヴォルフスブルクとのこと。ここ数シーズン、残留争いに巻き込まれているクラブだが、攻撃陣の刷新を図り、武藤の獲得を狙っているという。
一方で、マインツとは2019年までの契約を残す武藤だが、クラブ側はロシア・ワールドカップでの活躍することで、より高額の移籍金を見込めるイングランド行きに期待。ヴォルフスブルクへの移籍は、プレミアリーグ挑戦が実現しなかった場合のみの選択肢となるかもしれない。

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