前節で負傷交代を強いられたザンクトパウリのFW宮市亮は既に練習に復帰し、現地時間4日のウニオン・ベルリン戦にも出場できるようだ。一方、現地では同選手のヘディング能力にもスポットが当たっている。
宮市は先月29日に行われたブンデスリーガ2部第19節ダルムシュタット戦(1-2)で今季3ゴール目を記録するも、後半60分には太ももを痛めた様子で負傷交代に。これまでの負傷歴もあり、周囲からも心配の声が漏れたウィングだが、ドイツ紙『ビルト』によると1日に全体練習を再会し、次節ウニオン戦の出場にも支障がないという。
同紙曰く「心配は無用だった!」とのこと。「違和感をまったく感じさせず全力で練習に挑んだ」と伝え、紅白戦では2アシストを記録したうえ、ヘディングで自らのゴールもマークしたようだ。今季のゴールはすべて頭で決めていることにも言及しつつ、「またもヘディング弾!」と注目して、本人のコメントを紹介した。
「ゴールは自信を得るために重要ですからね。チームの助けになるため、今後も点を取れることを願っています。チームメイトたちには『頭でしか決められないじゃないか』と言われていますが、『足でもできる』と返しました。近々にそれを証明したいですね」
チーム内でも話題になっている宮市のヘディング能力。昨季まで、所属した各クラブの公式戦で決めたゴールはすべて足によるものだった同選手だが、今シーズンは第6節インゴルシュタット戦、第17節グロイター・フュルト戦、そしてダルムシュタット戦と、記録したゴールはすべて頭によるもの。宮市はここに来て、新たな武器を見つけたのかもしれない。
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