横浜F・マリノスは16日、MFダビド・バブンスキーとの契約を、両者合意のもと解除することを発表した。
24歳のバブンスキーはバルセロナの育成組織出身。昨季にセルビアのレッドスターから完全移籍で加入すると、2017年の明治安田生命J1リーグ開幕戦となった浦和レッズ戦で、Jリーグ初ゴールを記録。続く北海道コンサドーレ札幌戦でもワールドクラスの一撃を決めて一躍注目を買った。しかし、今季はここまでリーグ5試合の出場にとどまり出番が激減していた。
契約解除にあたりバブンスキーは「この度、クラブとの合意のもと、契約を解除することになりました。このような形で去ることになり残念ですが、大好きな日本でプレーする機会を与えられたことに、感謝したいです」とコメント。
さらに「トリコロールのユニフォームを纏いプレーできたことは大きな喜びでしたし、家族と共にとても良い時間を過ごすことができました。良い時も悪い時も変わらず応援し続けてくれたファン・サポーター、選手として多くを学ばせてもらったチームメイトとコーチたち、日々サポートしてくれた通訳やホペイロをはじめとしたチームスタッフの皆さまに深く感謝いたします。そして、スポンサーやクラブスタッフなどF・マリノスに関わる全ての人たちにも感謝いたします」とし、「今シーズン、そして将来にわたってクラブの幸運を祈っています」と去る横浜FMへ感謝の言葉を残した。
横浜FMは同日にFC東京からMF久保建英を期限付き移籍で獲得。バブンスキーと同じくバルセロナの育成組織出身の逸材が12月末まで加入することを発表していた。
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