最高のスタートを切ったL・ダミアン、鬼木監督も太鼓判「ここからどんどん伸びていく」

FUJI XEROX SUPER CUP 2019が16日に行われ、川崎フロンターレが浦和レッズに1-0で勝利した。鬼木達監督は、新加入選手への期待と今季の展望について語った。

鬼木監督は今シーズン加入したレアンドロ・ダミアンとマギーニョを先発起用。70分にはサンフレッチェ広島から移籍した馬渡和彰を交代出場させるなど新加入選手を積極的に起用した。試合は52分に、L・ダミアンが先制点を決め、リードを守りきった川崎Fが浦和に1-0で勝利した。試合後、鬼木監督は決勝点を獲得したL・ダミアンに「ここからどんどん伸びていく」と期待を込めた。

「ダミアンに関しては、キャンプの時からチームにフィットしようと、すごく献身的に攻撃面でも守備面でも学ぶ姿勢を出してくれていました。そういう中で自分達も見たことの無いような、しっかりとボールをキープするところ、ゴールに向かっていくパワーだとか、今までの練習よりも良いものを見せてくれました。また、ここからどんどん伸びていくんじゃないかなと思います」

また昨季まで、清水エスパルスに移籍したエウシーニョが定位置であった右サイドバックは、熾烈なポジション争いが起こると予想している。

「右サイドのマギーニョ、馬渡に関してはまだまだここからというところもあります。自分達のサッカーで、すごくキーになるポジションでもあるので、ここは今シーズン全員がいろいろな意味でライバルになってやっていってほしいところです。昨年までエウシーニョという絶対的な存在がいた中でいうと、競争になるポジションになりますので、逆に自分としては楽しみでもあります。実際には（競争は）2人だけではないですけどね」

川崎Fの明治安田生命J1リーグ開幕戦は、2月23日のホームで行われるFC東京戦。開幕まで1週間となり、今季の展望について問われると「3連覇に向けて心配していない」と盤石であることをアピールした。

「ここからの1週間は、点を取りきることにもう一度フォーカスをしていかなくてはいけないかなと思っています。実際に今日の内容的には悪くは無かったと思いますけど、何かアクシデントを食らえば失点という形になっていきます。失点のところは今日のようにゼロで続けていきたいと思います。3連覇に向けての心配は正直、自分の中ではありません。心配というものを意識したり考えたりはしていなくて、むしろ楽しみにしています。3連覇にチャレンジできるチームであるとか、状態であるとかということを常々話をしていますので、とにかく楽しんで勝って行きたいと思います」

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