ハノーファーは12日、ヘルタ・ベルリンに所属する日本代表MF原口元気(27)を完全移籍で獲得したことを公式発表した。契約期間は3年で、移籍金は公表されていないものの、ドイツ誌『キッカー』によれば、400万ユーロ(約5億2000万円)となっている。また、原口には背番号10が与えられている。
2014年からヘルタ・ベルリンに所属する原口は昨夏、ブライトン・ホーヴアルビオンへの移籍がうわさされたものの、最終的に残留。その後、今シーズンはヘルタ・ベルリンで徐々にポジションを失うと、今年1月の移籍市場で2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフに期限付き移籍で加入した。
宇佐美貴史も在籍するデュッセルドルフではレギュラーとして活躍し、リーグ戦13試合に出場して1得点・4アシストを記録。同クラブのブンデスリーガ昇格に貢献していた。
なお、昨季ブンデスリーガ13位のハノーファーにはアーセナルからのレンタル移籍で浅野拓磨が今夏に加入。過去にはDF酒井宏樹(現マルセイユ)やMF清武弘嗣(現セレッソ大阪)、MF山口蛍(同)が在籍しており、原口は同クラブ史上で5人目の日本人選手となる。

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