U-23トッテナムに所属するMFサイ・ゴダードが、来シーズンからセリエBに降格するベネヴェントへ加入する可能性が高まっているようだ。イタリアメディア『スカイスポーツ』が10日に伝えている。
ゴダードは、トッテナム下部組織出身のトップ下で21歳。今シーズンは、U-23トッテナムにおいて1ゴール1アシストを記録した。日本人の母親を持つことから、年代別日本代表にも招集された経験がある。
ゴダードはこのままスパーズに残り、プレミアリーグデビューを目指すこともできたが、スパーズの提案を断り、わずか1シーズンでセリエBへの降格が決まったベネヴェントの熱烈なラブコールに応じた。なおベネヴェントとスパーズによる交渉は、ほぼ合意に至っており、クリスティアン・ブッキ率いるチームにおいて、重要な補強となりそうだ。ゴダードは今後、イタリア入りし、メディカルチェックを受ける予定。すべてが順調に進めば、ベネヴェントとの契約サインに至る見込みだ。
イタリアでは今冬、DF長友佑都がインテルからガラタサライへと移籍したことで、約20年ぶりに日本人選手の在籍がない状況になっている。日本人の母親を持つゴダードのベネヴェント加入は、注目されるところだ。

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