明治安田生命J1リーグ第18節が28日に行われ、ガンバ大阪と鹿島アントラーズは1-1の引き分けに終わった。
G大阪は前節、ホームで清水エスパルスに1-2で敗れて連敗。未勝利も5試合となった。これを受けて翌日の23日にレヴィー・クルピ監督を解任。U-23監督を務めていた宮本恒靖氏が新指揮官に就任することを発表した。
現役時代にキャプテンとしてリーグ優勝を経験し、一時代を築いた宮本新監督の下、新たな船出を切ったG大阪。今節対戦する鹿島には現在3連敗中と苦手とする相手。注目のスタメンには、宮本監督がU-23で重用していた20歳の高宇洋がJ1初先発を果たし、前線にはアデミウソンと、チームトップスコアラーのファン・ウィジョがコンビを組んだ。
対する鹿島は再開2試合で大量8ゴールを奪い2連勝中。10番を背負う金崎夢生がサガン鳥栖に電撃移籍したものの、鈴木優磨が2試合で3発と新エースに名乗り出る活躍を見せている。植田直通がベルギーに移籍し、大黒柱の昌子源が前節負傷してしまったセンターバックは、犬飼智也と町田浩樹がコンビを組む。前線は今節も鈴木と土居聖真の強力コンビで形成された。
鹿島は7分、内田篤人が右からクロスを送ると、クリアされたボールに反応した永木亮太がダイレクトシュート。しかし、これはゴール左に外れてしまう。一方のG大阪はその直後に、前線からのプレスでアデミウソンがボールを奪取。PA手前中央からシュートを放ったが、ゴール左に逸れてしまう。序盤は両者が中盤で激しいボールの奪い合いとなり、決定的な攻撃の起点を作ることができない。
しかし41分、鹿島は永木亮太のFKから先制ゴールを奪取する。ファーサイドで犬飼が折り返すと、町田が合わせて鹿島が1点を先取。試合はそのまま鹿島の1点リードで前半を折り返した。
後半に入ると、ホームのG大阪も反撃に出る。70分、倉田秋からのパスを受けた米倉恒貴が右サイドからクロスを入れる。ゴールへと向かったボールは飛び出していたクォン・スンテの頭上を越えてゴールに吸い込まれる。G大阪が同点に追いついた。
しかしその後は互いに1点が遠く、追加点を奪えず。試合は1-1のドロー決着となった。鹿島は連勝が2でストップ、G大阪は宮本新体制で連敗をストップ。白星は挙げられなかったものの、苦手の鹿島から勝ち点1をもぎ取った。
■試合結果
ガンバ大阪 1-1 鹿島アントラーズ
■得点者
G大阪:米倉恒貴(70分)
鹿島:町田浩樹(41分)
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