muto(C)Getty Images

大幅メンバー変更の日本代表、ウズベクに先制許すも武藤の豪快ヘッドで追いついて後半へ

17日、アジアカップグループステージ3戦目で日本代表はウズベキスタン代表と対戦した。

すでに決勝トーナメント進出を決めている日本にとっては首位通過を懸けた一戦。勝利のみが1位通過の条件に。また、2位通過の場合はオーストラリアとの対戦が決まる。

森保一監督は1位通過を目標とすることは変わらないとしつつ、前日会見で「できればすべての選手を使いたい」と話していたように、ここまでの2戦から大幅にメンバー変更。10人を変更し、乾貴士がロシア・ワールドカップ以来の出場に。塩谷司もスタメン入りを果たした。

試合は日本がボールを持って押し気味に進め、存在感を見せたのは乾。自身の仕掛けはもちろん、切れ込んでのパスなどでチャンスメイクし、ボレーで自らゴールを脅かし、決定機を創出する。

さらに30分過ぎには、高い位置でボールを奪い返し、北川航也が振り向きざまに左足で狙う。これはGKにセーブされるも、北川が得点への強い意識を見せた。

しかし、先にスコアを動かしたのはウズベキスタン。左サイドのスローインからプレスがゆるくなると、スルーパスで裏に抜け出したFWエルドル・ショムロドフが仕掛ける。最後はCBの間を縫って巧みなシュートでネットを揺らし、先制点を奪った。ショムロドフは3試合で4ゴール目となった。

それでも直後に試合を振り出しに戻す。室屋成が粘って右サイドを突破すると、クロスに合わせたのは武藤嘉紀。高い打点のヘディングで合わせ、1-1で前半を終えた。

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