次期イタリア代表監督の筆頭候補に挙げられていた元バイエルン・ミュンヘン監督のカルロ・アンチェロッティ氏がオファーを拒否したと29日、イタリア複数メディアが報じた。『コリエレ・デロ・スポルト』は拒否の理由として4つの点を指摘した。
アンチェロッティ氏は先日、イタリアサッカー連盟(FIGC)の幹部らと2度目の接触をし、代表指揮官就任を打診された。しかし検討の結果、辞退することを決断。バカンス先のカナダからFIGCへ断りの連絡を入れた。
チャンピオンズリーグで過去、3度にわたり頂点を制した名将の決断の理由として、4つの点が指摘されている。まず1つ目は、FIGC内の政治的な理由とされる。アンチェロッティ氏は、「連盟内の不透明さに気づき、コミッショナー制度から以前の形態に逆戻りする可能性を危惧した」と考えられる。
続いて2点目は、技術的な面に注目。これまでも本人が明らかにしている通り、「アンチェロッティ氏は、自身がまだピッチ上のアッレナトーレ(監督)であり、セレツィオナトーレ(選別する人)ではないと感じている。代表監督になるには、もう少し時間が必要だと感じている」ためだと指摘されている。
そして3点目は、メルカートでの動きに注目。元バイエルン指揮官の去就について「何らかの動きがある」と見られる。最後に4点目は金銭面。イタリア代表監督史上、最高給だったアントニオ・コンテの年俸400万ユーロ(約5.3億円)に満たない金額の契約オファーだったことが理由だと指摘されている。
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