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吉田麻也、サウジとの前回対戦は「比較材料にならない」。弱点は「集中力を欠くシーンが多い」

アジアカップ・ラウンド16のサウジアラビア戦を21日に控え、日本代表は決戦の地シャルジャに移動。吉田麻也が中東の雄に警戒感を表した。

F組に入った日本はトルクメニスタン、オマーン、ウズベキスタンを下し、3連勝で首位通過を決めた。「結果だけ見れば勝ち点9を取れていますけど、全部楽な試合ではなかった」と、吉田が語るように決して容易に3勝を挙げたわけではなかった。それでも「一番いい形で来ているんじゃないかと思う。苦しみながらもしっかり勝ちをもぎ取ってきたという意味では、チームを構築するうえで一番いい形」と、グループリーグ3試合での収穫を口にした。

そして16強では中東のサウジアラビアと対戦する。最後にサウジと対戦したのは17年9月のロシアW杯アジア最終予選。その前のオーストラリア戦ですでにW杯出場を決めていた日本は、敵地でサウジのスピード溢れる攻撃に対応できず。0-1で敗れた。

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その時と「お互いに監督もチームも変わっているので、前回の試合を比較材料にするのはちょっと難しい」と参考にはならないと語った吉田。しかしながら、サウジは「組織的にしっかりしているし、前線にスピードのある選手たちがたくさんいる。裏からの飛び出しが彼らのポイントになるので、そこは警戒しないといけない」と気を引き締めた。

ウズベク戦で喫した1失点も吉田が警戒する裏への飛び出しからであった。

「1つは相手のカウンターを受けないようにしっかり攻撃で攻め切るということ。そして悪い形でボールを取られないことが大事になってくる」

一方で吉田は、サウジの弱点として「集中力を欠くシーンが多い」と指摘。「前半はすごく集中しているけど、後半に(集中が)途切れるシーンが多いのが中東の国の特長かなと思う。手堅く試合をして、もちろん先制点を取れたらベストですけど、0-0でも焦らず後半仕留めるくらいの気持ちでやれたら」と続けた。

「優勝するまでは、地に足付けて戦わないといけない。サッカーなので何が起こるか分からない。一発勝負なので、1つのミスが命取りになる」

「本当のアジアカップが始まるなという気持ち」。決勝トーナメントでは「もっとしびれる試合が多くなるんじゃないかと思いますけど、それをこれから最大4試合できると思うとチームにとっても非常にプラスじゃないかなと思います」と先を見据えた。

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