日本代表MF原口元気や浅野拓磨が所属するハノーファーは27日、アンドレ・ブライテンライター監督の解任、その数時間後にはトーマス・ドル氏を2020年までの契約でその後任に迎えることを発表した。
26日に行われたブンデスリーガ第19節でボルシア・ドルトムントに1－5で大敗を喫したハノーファー。昨年11月の第11節ヴォルフスブルク戦以来、2分け6敗と不振が続き、順位表でも勝ち点11で自動降格圏内の17位に位置。そんな状況にクラブの幹部がついに反応し、監督交代の決断に至った。
新監督に迎えたのは、現役時代はハンブルガーSV（HSV）やフランクフルト、ラツィオなどでプレーした元ドイツ代表MFのドル氏。現在52歳の同氏は指揮官として、HSVやドルトムントを率いた経験を持つが、ここ10年間はトルコやサウジアラビア、ハンガリーと国外のクラブを渡り歩き、昨年の夏以降はフリーとなっていた。
ハノーファーは昨夏に原口をヘルタ・ベルリンから完全移籍で、シュトゥットガルトでのレンタルが終了した浅野を期限付きで獲得。ブライテンライター監督が自ら希望していたとも何度か明かしていただけに、今回の監督交代は同クラブに所属する2人の状況にも影響を及ぼすことになるかもしれない。
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