9日に予定されているコパ・リベルタドーレス決勝第2戦を、サッカー界の2大スターが揃って観戦する可能性があるようだ。スペイン『アス』が伝えている。
史上初めてボカ・ジュニオルスとリーベル・プレートによる“スーペル・クラシコ”となった今季のコパ・リベルタドーレス決勝戦。ボカ本拠地ボンボネーラで行われた第1戦は2-2で終了していたが、第2戦を前に起きた暴動により試合が延期に。その後、安全面を考慮し、9日にマドリードのサンチャゴ・ベルナベウで開催されることが決定していた。
そんな南米王者を決める一戦には、クリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシという二大スターが招待されるようだ。
RFEF（スペインサッカー連盟）は「クリスティアーノとメッシが観戦することは、フットボールにおいて素晴らしいメッセージとなるだろう。彼らにふさわしい環境が提供されることになる」と声明を発表。両者を歓迎するとしている。
また、サンチャゴ・ベルナベウを本拠地とするレアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長は、C・ロナウドとメッシをVIP席に招待することを計画しているようだ。このプランには、RFEFやCONMEBOL（南米サッカー連盟）も賛同しているという。
バルセロナはコパ決勝の前日にリーガ15節でエスパニョールと対戦する。メッシは、決勝戦の当日にマドリードへと移動する見込みのようだ。
一方、C・ロナウドに関しては課題も。『アス』によると、親しい情報源が「クリスティアーノは招待を受け入れ、メッシとともに観戦すること自体は嬉しく思っているだろう。しかし、彼が移籍の際に負った傷口はまだ癒えていない」と明かしているという。ペレス会長やクラブへの不信感から“ロス・ブランコス”を退団したポルトガル出身のスーパースターの招待は、簡単ではないと予想している。
リーベル側はスペインでの決勝戦を拒絶する声明を発表していたが、4日にはボカの選手たちはスペインへとすでに出発している。開催への不安はあるものの、二大スターが揃って観戦となれば、さらに注目度が高いものになりそうだ。
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