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UEFAチャンピオンズリーグ

元日本代表DF岩政大樹が選出…今、CLで見ておくべきセンターバックTOP5。NO.1に選んだのはあの怪物

17:00 JST 2019/02/13
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世界最高峰の大会であるチャンピオンズリーグ(CL)は、いよいよラウンド16が開催。『Goal』では、サッカー解説を務める岩政大樹氏に、注目すべきセンターバックを語ってもらった。確かな分析力に定評がある元日本代表DFが「今、見るべき」と推奨するセンターバックとは――。

■第5位:アイメリク・ラポルテ(フランス/マンチェスター・シティ)

こんにちは、岩政大樹です。今回は、CLラウンド16に残っているクラブの中から、僕が注目しているセンターバックをランキング形式で紹介したいと思います。決して選手の能力をランク付けしているわけではないので、その点はご理解ください。

まず、マンチェスター・シティでリーグ戦全試合に出場しているアイメリク・ラポルテを挙げます。足下の技術や空中戦の強さはもちろんですが、注目ポイントとしては“グアルディオラ監督の戦術の幅を広げている”というところです。

グアルディオラ監督は相手に応じて3バックや4バックへの変更、また選手に対する細かなポジショニングを要求しますが、その中で重要となっているのがラポルテです。左利きでセンターバックと左サイドバックをこなすユーティリティプレーヤーなので、グアルディオラ監督の要求に柔軟に対応できます。シティにとって貴重な戦術的なオプションを持たせる存在ですね。

彼はビルドアップ時のボールの置き方と運び方、パスでテンポを出すことができる貴重な選手です。グアルディオラ監督はシティでのCLではこれまで戦術的な変更をうまくハメることができてませんが、今季も色々と仕掛けていくのは間違いないです。その中で、ラポルテは必ずポイントになってくる選手です。ペップ戦術のキモになる選手なので、注目してみてください。

■第4位:マタイス・デ・リフト(オランダ/アヤックス)

個人的な期待度で言えば一番でもいいのが19歳のデ・リフトです。彼は間違いなく、今後数年のうちにビッグクラブのレギュラーになるようなセンターバックです。ラウンド16のレアル・マドリーを相手に、どのようなプレーを見せるか。世界中が注目しています。

特徴を挙げておくと、まずは188㎝,89kgという恵まれた体格ですね。彼が17歳ぐらいでトップで出場した時に見ましたが、肩幅もあるのでより大きな印象を持ちました。それにも関わらず、動きにぎこちなさがなく、しなやかさを持ち合わせています。10代でそのような身体の動き方が出せるというのは、天性のものだと思います。

ビルドアップもうまいですし、対人プレーでも強さを発揮できる。10代ながらも成熟度が高い印象です。チームのキャプテンを任されていることからも、それを感じさせますね。重厚感があり、これからプレー精度を高めていったら、見た目の威厳さをより感じさせるセンターバックになりそうです。オランダ代表でのプレーを含め、今後10年以上、世界のトップシーンで活躍していくとみています。

■第3位:ラファエル・ヴァラン(フランス/レアル・マドリー)

レアル・マドリーだと、どちらかと言うとセルヒオ・ラモスの方がディフェンスリーダーと言える存在ですが、ヴァランも実績としては素晴らしいものがあります。25歳ながらCLを4度制覇し、ワールドカップ王者でもありますからね。

ヴァランに関しては、特に(クロスなどの)横からのボールへの対応がここ数年で非常に良くなったと思います。スピードもあるし、身体能力も高いので、縦のボールに対してはもともと優れていました。ただ、横からのボールの対応というのは、ポジショニングがしっかりしていないと、うまく処理しきれないんです。

注意することなく見ているとあまり目立たないところではあるんですが、このあたりの外からくるボールに対してのポジショニングは、非常に精度が上がって洗練されてきたと思います。今現在、個人的にヴァランは世界でも3指に入るほどのセンターバックだと思います。

■第2位:ジョルジョ・キエッリーニ(イタリア/ユヴェントス)

ユヴェントスが久々のCL優勝を果たせるか、という観点ではキエッリーニのパフォーマンスがカギになるとみています。現在34歳のキエッリーニですが、CLを獲得できるチャンスは、この先も少ないはずです。その中でユヴェントスは今シーズン、クリスティアーノ・ロナウドを獲得し、クラブ全体としてプレシーズンからCL制覇を見据えています。

キエッリーニは若いころ、サイドバックもやっていましたけど、年齢を重ねるにつれて、センターバックらしいセンターバックになってきたと思います。そのポジションの変化を含めて、パオロ・マルディーニに重なるところも個人的に感じていますね。彼の繊細なポジショニング、チームに対する献身性といった面が、特にCLの上の方の舞台でどのように発揮されていくか、一見の価値があります。

■第1位:ヴィルヒル・ファン・ダイク(オランダ/リヴァプール)

センターバックの価値というのは、プレーの幅であったり万能性であったりすることはもちろんですが、このレベルになると単純に、“チームを勝たせることができる”というところに価値があります。そういう面では、ファン・ダイクはまさにそのようなセンターバックです。

当然、アリソンの加入も大きいですが、ファン・ダイクが加入したことにより、リヴァプールは大きく失点数を減らしました。それにより白星を積み重ね、プレミアリーグでも優勝に向けてポールポジションに立っています。

具体的にプレー面に言及すれば、フィジカルと空中戦の強さに加えて、足下の技術を活かしたボールの持ち運び、ビルドアップ面でもチームに大きく貢献できます。それまで守備全体の安定感を欠いていたチームが、一人の選手が入ることによって大きく改善された。7500万ポンド(約107億円)という移籍金の高さは賛否両論ありましたが、その投資に見合うだけの成果を見せています。

といっても、プレミアリーグもCLも現時点では獲ることができていません。今後、仮にもし無冠で終わった場合、これまでの前半戦の評価が不条理に覆されてしまう可能性もはらんでいます。それがやはりタイトルの重み、というところだと思うので、その面でも注目度は一番ですね。

リヴァプールの力はマンチェスター・シティと並んで今大会でも屈指だと思っているので、特にラウンド16のバイエルン・ミュンヘン戦は、彼のパフォーマンスを含めて注目しています。

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