チェルシーのアシスタントコーチを務めるジャンフランコ・ゾラ氏が、不調に苦しむマウリツィオ・サッリ監督を養護した。イギリス『スカイスポーツ』が報じている。
10日に行われたプレミアリーグ第26節のマンチェスター・シティ戦で、0－6で大敗したチェルシー。リーグ開幕直後は12試合連続無敗と好調をキープしていたが、直近の4試合で3敗を喫し、順位を6位まで下げている。
ゾラ氏はマンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が就任1年目に結果を残せなかったことを引き合いに出し、非難を浴びるサッリ監督を養護するコメントを残した。
「我々はいくつかのことを修正しなければならない。しかし、目標がぶれたことは一度もない。進むべき方向はいつも同じなんだ。2年前、誰しもがペップに対しても同じような非難をした。そしてその時、ペップが『これは試合の一つにすぎない。そしてこの困難な状況を経験しても、やり方を変えたりはしない』と答えていたのを私は覚えている」
ゾラ氏はペップがマンチェスター・Cでのファーストシーズンである2016-17シーズンに3位に終わるも、サッカーに対する見方を変えなかったと強調した。
「ペップは時間をかけてこのリーグに適応したんだ。マンチェスター・Cは守備も、攻撃も以前と比べて良くなっている。しかし、リーグに適応はしたけども、彼のサッカーに対する見方は一度も変わらなかった。今、我々も同じような状況にあるんだ。このやり方に疑いを持つ人もいるかも知れない。だが、このリーグに適応していくためには時間が必要だ。我々もサッカーに対する見方を変えることはない」
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