今度こそC大阪に勝って決める!連覇へあと1勝、2018年版川崎Fの集大成

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今季当初は試行錯誤が続いたが、2018年版フロンターレが完成に近づいてきた。連覇まであと1勝。ここまでの過程では何があり、優勝が懸かった今節・セレッソ大阪戦にどう臨むのか?

■期待されたACLは未勝利敗退

J1リーグも残り3試合。シーズンも佳境を迎える中、川崎フロンターレが連覇に近づいている。前節の柏レイソル戦は相手がシステム変更という奇襲をかけてきた中で、慌てることなく相手を見ながらサッカーを進めて3-0の快勝。あと1勝を積み上げれば、自力で優勝を決められる状況となった。

とはいえ、今季の川崎Fが順風満帆な歩みをたどってきたかと言われれば、そうではない。

特に序盤戦は既存戦力と新戦力の融合に加え、昨季以上のチームを構築するために試行錯誤を繰り返したことで、なかなか勝ち星を積み上げられない時期が続いた。期待されたAFCチャンピオンズリーグでは未勝利のまま敗退。苦しい戦いを続ける昨季の王者に対して、周囲からは心配の声も挙がっていたほどだ。

しかし、今季のチームは簡単に自分たちから崩れるチームではなかった。昨季に鬼木達監督が就任して以降、口酸っぱく言い続けてきた“規律”がチームに浸透。攻守の切り替えや球際の強さ、ハードワークといったサッカーをやる上で基本となる部分を徹底的に突き詰めた。

加えて、試合が進むにつれて一人ひとりのコンディションが整ってくると攻撃のクオリティーも向上。負けて課題を見つけるのはもちろんだが、勝ちながらも修正し続けることで、2018年版の川崎Fが少しずつ形を成していった。

「チームとして“どこから変わった”というはなかったと思う。毎試合、毎試合反省して、いいところを伸ばしてというのの連続だった。今季は試合をこなすにつれて、より完成度が上がっていたように感じている」(車屋紳太郎)

■気を抜けばメンバーから外れてしまう

また鬼木監督が浸透させた“規律”は、チームの競争をより激しくした。試合だけでなく、練習からもチームとしてやらなければいけないことを実行できなければメンバーに入ることができない。それは試合に出ている、出ていないにかかわらず、少しでも気を抜けばメンバーから外れることだってある。そういった高い意識を持って練習に取り組まさせ、チームの基準を作っていったことは思いのほか大きい。

中盤の一角を担う大島僚太は、練習の重みをこう表現している。

「試合に出るため全員が、本当にレベルの高い練習を続けることができたと思っている。それがあったからこそ、1年を通してやってきた中でこの順位にいるのかなと。試合の反省もあるけど、その中でも練習が一番。練習を全力でやっていたこと、それと監督の求めることが高くなる中で僕らもそれについていこうと必死に練習したから今があると思う」

練習で積み上げてきたものはピッチに形となって現われる。

例えば、一つのターニングポイントとも言えるロシア・ワールドカップ明けの連戦がそうだ。7月18日の第16節・コンサドーレ札幌戦、同22日の第17節・V・ファーレン長崎戦。ここで敗れれば優勝が遠のく状況を考えて、W杯の中断期間に行われたキャンプで3バック対策を徹底。しっかりと課題に目を向けたことで、この難しい連戦を連勝で乗り切り、チームの勢いは加速していった。

終盤戦は、試合をこなすごとに自分たちのサッカーに自信を深めていったことで、スキのない強固なチームへと変化していった。相手がシステムを変えてこようが、奇策を練ってこようが、それに対応しながら自分たちのやるべきことを徹底する。その意識がチーム力を高め、一つずつ結果につながっていったのである。

2018-11-09-kawasaki-formation

優勝を懸けた大一番の今節。今季初のFUJI XEROX SUPER CUPやリーグ戦で敗戦を喫しているセレッソ大阪との対戦を迎える。

昨季のJリーグYBCルヴァンカップを含め、「自分たちの前でカップを掲げられた相手にしっかり勝ちたいという気持ちが一番」と奈良竜樹が言うように、まずは目の前の試合に集中する必要がある。普段通り自分たちのサッカーを貫くことができるか。それが勝敗を分けるポイントになるだろう。

「こういう試合を乗り越えてこそ優勝にふさわしいと思う」(登里享平)

連覇は目前まで迫っている。ここまで作り上げてきた2018年版の川崎Fを表現することで、タイトルをつかみとりたい。

文=林遼平

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