ローマのモンチSD（スポーツディレクター）が16日、セビージャから加入したフランス代表MFスティーヴン・エンゾンジの入団記者会見に出席し、コメントを残した。今夏の移籍市場にも手ごたえを感じている。
ローマは今夏の移籍市場において、ブラジル出身の21歳FWマウコム獲得に向けてボルドーとクラブ間合意に至っていた。しかし土壇場でバルセロナが横槍を入れたため、ローマは選手を目前で取り逃してしまった。代役となる右ウィンガーの獲得はないが、モンチ氏はマウコムより優れた選手を獲得することができたと胸を張った。
「メルカートは終了するが、我々の仕事に満足している。攻撃陣は満員で、右ウィンガーもいないわけではない。できる選手は何人もいる。私はマウコムより強い選手を獲得すると言ったが、言葉通り実現できた。エンゾンジは世界王者であり、彼はマウコムより強い」
「彼を獲得するのはこれで二度目だ。セビージャで獲得し、ローマでも獲得した。つまり私は彼の能力を確信しているということだ。（ダニエレ）デ・ロッシや（エディン）ジェコのような選手とプレーすることで、まだこれからも成長できる」
なおエンゾンジも新天地ローマでの意気込みを語っている。
「バカンスが終わり、ここに来ることができて幸せだ。トレーニングをしてコンディションを上げ、できる限り早く準備を万端にしておきたい。ローマのためにボールを奪い取っていきたいが、逆に奪われないようにも努めたい」
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