ジェノアの指揮官チェーザレ・プランデッリは、16日のローマ戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、判定に不満を示した。
16日、セリエA第16節ローマ対ジェノアがスタディオ・オリンピコで行われ、ホームのローマが3-2で逆転勝利を収めた。昨年リーグ戦3位のローマは現在6位と大きく出遅れており、試合前にはジェームズ・パロッタ会長に対し、抗議の横断幕が数多く掲げられた。そんな中で行われたジェノア戦での勝利にローマ陣営はひとまず安堵したようだが、ジェノア指揮官は不満を隠さなかった。試合終盤、FWゴラン・パンデフがMFアレッサンドロ・フロレンツィに押されたように見えたシーンについて、PKが与えられるべきだったと主張した。
「ローマは心理的に追い込まれていたので、このチャンスを生かしたかった。だが詐欺に遭ったような気分だ。我々の技術的なミスも多かったが、判定ミスもあった。なぜVARで見直さなかったのか理解できない。あれはPKだった。手だけでなく、足も使ったファウルだった」
またパンデフ自身もペナルティエリア内でファウルがあったと主張。主審に訴えていたことを明かした。
「明らかにPKだった。僕もVARを見るように要請した。だが僕らが間違いを犯すように、彼らも大きなミスを犯した。本当に残念だ。僕らは敗北に値していなかったと思う。ポイントを持ち帰れるはずだった。主審は『自分の目ではっきり見た』と言って、VARを使用しようとしなかった」
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