元ポルトガル代表MFルイス・フィーゴはレアル・マドリー、そしてクロアチアの中心選手でもあるルカ・モドリッチが2018年の『Goal 50』の受賞にふさわしいと考えているようだ。
13日に発表されたこの1年のトッププレイヤー50人のリストで、クロアチア人MFの名前はクリスティアーノ・ロナウド、モハメド・サラーのさらに上、つまりトップに載った。
モドリッチにとって今年は素晴らしい一年だった。5月にはレアル・マドリーをチャンピオンズリーグ3連覇に導き、ワールドカップでは母国代表を主将として率いて決勝まで勝ち進んだ。
フィーゴは『Goal』の独占インタビューで「彼はこの個人賞を受け取るにふさわしい一人だ」と話し、高く評価している理由を教えてくれた。
「こうした賞は常に議論の対象になる。だが疑うまでもなく、モドリッチは素晴らしいシーズンを過ごした。代表チームとレアル・マドリー、双方で彼は違いを生み出す存在だったね。だからこそ、彼は受賞に値するんだ」
「私は彼とともにプレーしたことはない。だが同じクラブにいたわけだし、同じ仲間を知っている。家族のような瞬間をともに過ごしたんだ。会った限り、彼は素晴らしい人間性の持ち主で、だからこそ私は彼が今年多くのトロフィーを獲得していることが嬉しいんだ」
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他方、リオネル・メッシはバルセロナで素晴らしい1年を過ごした。昨シーズンは国内で2冠を達成、素晴らしいプレーを見せていた。
だが、代表レベルでは傷つき、苦しんだ。ワールドカップロシア大会ではフランスの前にラウンド16で涙をのんだ。
その結果、メッシに批判の矛先が向いた。だがフィーゴは、これまでクラブと国のために示してきた彼のクオリティを考えれば、31歳の天才がここまで苛烈に非難されるのはフェアではないと主張する。
「チームメイトがクラブと代表では異なるし、戦術やシステムも同じではない。対戦相手のタイプも異なるんだ。（チームの）クオリティが低ければ、どんな選手でもW杯のような大会で勝つことは非常に難しくなる」
「1、2試合なら彼が違いを作ることもできるだろう。だがチームレベルがそこそこ程度なら、優勝まで行くのは困難だ。それがクラブと代表チームとの大きな違いだよ。シチュエーションが異なるし、それが彼のパフォーマンスにも影響したのだろう」
『Goal 50』は、年に1度、過去12カ月の活躍に基づいて世界から50人のベストプレーヤーを選出し、ランキングするアワードである。世界42カ国にあるGoalの編集長や記者たちが、ビッグマッチにおけるプレーぶり、前年と比べたパフォーマンスレベルの一貫性、記憶に残る活躍だったかどうか、所属クラブと各国代表での実績を判断し、投票する。
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