ユーヴェGM、ボヌッチ復帰をけん制？「扉は開かれているが、ウチの守備陣は満員だ」

ユヴェントスのジュゼッペ・マロッタGMは、イタリアメディアのインタビューにおいて、ユヴェントス復帰を希望するレオナルド・ボヌッチへメッセージを送った。

ユヴェントスのジュゼッペ・マロッタGM（ゼネラルマネージャー）が26日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、ミランに所属するDFレオナルド・ボヌッチの移籍報道をけん制した。

昨年、ボヌッチは7年間所属したユヴェントスを退団し、ミランへ電撃加入して周囲を驚かせた。だが、あれから1年が経ち、ミランの主将は移籍を希望していることが明らかになった。FWゴンサロ・イグアインとのトーレドの可能性も報じられているが、マロッタGMはミランのテクニカル・スポーツ部門のゼネラルマネージャーに就任したレオナルド氏と面会したことを認めつつも、報道にくぎを刺した。

「レオナルドとは会って、意見交換をした。『ボヌッチがユーヴェに敬意を示している』と言っていた。ミランへ行って、我々の下へ戻りたいという気持ちが湧いてきたようだ。チームのクオリティを高めてくれる者に対し、扉は開かれている。だがチームは満員の状態で、特に守備陣は一杯だ」

「ボヌッチとはお互いにリスペクトし合う関係だが、それ以上の考えはない。メルカートでは、我々の所属選手に対し、オファーもある。選手の放出が具体化するかどうか見てみよう。チェルシーやミラン？　どちらからも具体的なオファーは届いていない」

またマロッタGMは、FWクリスティアーノ・ロナウドが加わったことで、出場機会の減少が予想されるイグアインと、今後について話し合いを行っていることを明かした。

セリエ A