ユヴェントスは、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチへ届いたレアル・マドリーのオファーを拒否した。イタリア紙『トゥット・スポルト』が14日、「レアルへ平手打ち」との見出しで報じている。
ユヴェントスは今夏、総額146億円を投じてレアル・マドリーからポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを獲得したが、中盤の要であるピャニッチを放出してまで資金を捻出する意思はないという。ユーヴェは現在、ボスニア代表MFに対し、年俸650万ユーロ(約8.2億円)の条件で2023年までの契約延長をオファーしており、レアルから仲介者を通して届いた6000万ユーロ(約76億円)のオファーには、「ノー」と即答している。
ピャニッチはレジスタだけでなく、ウィングハーフ、トップ下をもこなし、マッシミリアーノ・アッレグリ率いるユーヴェの構想において、重要な役割を占める。ユーヴェは新契約において、移籍金を8000万ユーロ(約102億円)以上に設定することを検討しており、少なくとも今夏のピャニッチ放出は予定されていない。
また、28歳のユーヴェMF本人も、ヴィラル・ペローザでの下部組織とのテストマッチ終了後にツイッターを更新。「今年も皆とヴィラル・ペローザで一緒に過ごせて良かったよ!今年は一緒に偉業を達成できるよう願っている」と綴り、「最後までビアンコネーロ(白黒)ユヴェントス」とのハッシュタグも添えて、所属クラブへの忠誠を示した。
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