ミランSD、ドンナルンマの残留を希望「彼はイタリアの宝。オファーは検討するが…」

ミランのマッシミリアーノ・ミラベッリSDは、ビッグクラブが関心を示すジャンルイジ・ドンナルンマについて語った。

ミランのマッシミリアーノ・ミラベッリSD（スポーツディレクター）は、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、19歳のGKジャンルイジ・ドンナルンマの去就に言及した。

9日に行われたユヴェントスとのコッパ・イタリア決勝や13日のアタランタ戦において、ドンナルンマは精彩を欠いたプレーを見せ、ミランのサポーターから批判が相次いだが、ミラベッリSDは、19歳の守護神がクラブの宝であることを強調した。ただオファーが届いた場合、検討することも明かしている。

「彼は我々の宝であり、チームに残ってくれることを願っている。だがミランにはルールもある。もし選手が退団を望んだ場合、ミランのニーズを満たしてくれるクラブが出てくる必要がある。ただドンナルンマが、退団希望を申し出たことは一度もない。オファーが届けば、満足できる金額かどうかを検討するつもりだ。ドンナルンマはイタリアサッカーの宝であり、彼には非常に価値がある。我々もメルカートを知っているし、ドンナルンマは本当に高額になると思う。彼を売却することは試算していない」

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■レイナ獲得で玉突き移籍に？

またミラベッリSDは、『メディアセットプレミアム』のインタビューにおいて、ナポリとの契約を満了し、来シーズンのミラン加入が内定しているGKホセ・マヌエル・レイナに言及。「チャンスがあったのでつかんだ。レイナのような優秀な選手が契約切れになるなら、我々は獲得を検討する」と、明かしている。もしドンナルンマがチームを去ることになれば、レイナが後釜を務めることになるが、ミランSDはそうした意図はなかったと弁解した。

「そう考えて獲得したわけではない。彼は特にピッチの外で手助けとなる選手だ。もしメルカートの動向により、ドンナルンマが引き抜かれることになっても、レイナがいる。さもなければ、試合数も多いので、2人のGKで交代していくことになる」