マンチェスター・ユナイテッドがトッテナムとベルギー代表DFトビー・アルデルヴァイレルトの移籍で合意に達したことが『Goal』の取材で分かった。
今夏、ディフェンス陣の補強を進めるマンチェスター・Uは、レスター・シティのハリー・マグワイアなどに興味を持っているとされていたが、移籍交渉は進展せず。ジョゼ・モウリーニョ監督も守備陣への不安を抱えてシーズン開幕を迎える可能性があった。
そして移籍市場閉幕まで3日を切った6日、当初交渉は決裂したと報じられていたトッテナムのDFアルデルヴァイレルトの移籍がこのタイミングで合意に達したようだ。しかし、主力DFがチームから離れるトッテナムにとって代役の獲得が急務。そのため、同クラブは後釜が見つからない限り最終合意を結ぶ意思はないと考えられている。
一方のマンチェスター・Uもアルデルヴァイレト獲得交渉が破談に終わる可能性もあるため、引き続きモウリーニョ監督が求める能力の高いセンターバックのリクルートを進める考えを持っており、バイエルン・ミュンヘンに所属するジェローム・ボアテング獲得に関する交渉も並行して行っているようだ。
また、マンチェスター・Uは、8月31日の国際的な移籍市場閉幕日までに余剰要員の整理を行うことになるようだ。すでにアクセル・トゥアンゼベをアストン・ヴィラにローンで放出し、マルコス・ロホへのオファーにも耳を傾ける意思がある。
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