ユヴェントスに所属する元イタリア代表MFクラウディオ・マルキージオがクラブ残留を希望していると、イタリア紙『トゥット・スポルト』が3日、報じている。
マルキージオは地元トリノ出身で7歳の時からユヴェントスに所属する。2007-08シーズンにエンポリへレンタル移籍したものの、翌年には復帰し、以降ユヴェントス一筋を貫いている。2015-16シーズン終盤に左ひざ十字靭帯を断裂する重傷を負い、昨シーズンの大部分を棒に振った。今シーズンこそ再起の年として期待されたが、開幕直後に古傷を負傷するアクシデントにも見舞われ、リーグ戦わずか13試合出場ノーゴールにとどまっている。
32歳を迎えた“プリンチピーノ（王子様）”は当初、昨年11月に38歳で現役引退を迎えた先輩、アンドレア・ピルロのようにMLSでの新たな冒険に関心を示していると報じられていた。しかし現在は、ユヴェントスに残り、チームに忠誠を尽くす決意を固めているようだ。
40歳の主将GKジャンルイジ・ブッフォンの引退が現実味を帯びる中、生え抜きのマルキージオは、ロッカールームのリーダーとして、ユヴェントスに貢献できると考えているという。シーズン終了後には、ジュゼッペ・マロッタGD（ゼネラルディレクター）と面談し、34歳となる2020年まで契約を全うする意向を伝えるようだ。
なおユヴェントス情報サイト『Juventus News 24』によれば、ユーヴェMFはすでに2カ月前にMLSのモントリオール・インパクトから届いたオファーに断りを入れたとのことだが、来シーズンもユヴェントスでプレーできるかどうかの最終的な判断は、フロント陣に委ねられることになるとみられている。
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