ボバン氏、新生ミランに期待「新たなサイクルが始まる。3～4年で偉大なクラブに」

ミラン黄金期を知るズヴォニミール・ボバン氏は、クラブの復活を願っている。

元ミランのズヴォニミール・ボバン氏が8日、イタリア国営放送『Rai』のラジオ番組『ラディオ・アンキオ・スポルト』に出演した。ボバン氏は古巣のミランについて自身の見解を示した。

元クロアチア代表のボバン氏は現役時代、ミランで活躍。アルベルト・ザッケローニ監督指揮下を含め、セリエAで4度の優勝を飾った。また1993-94シーズンにはチャンピオンズリーグを制し、輝かしいミランの黄金期を知るボバン氏だが、古巣であるミランがジェンナーロ・ガットゥーゾの下で新たな歴史を刻んでいくことを願っている。

「新たなサイクルが始まったのではないかと期待している。あと3～4年ほどで偉大なミランの姿を再び目にすることができるだろう。だがやらねばならない仕事は非常に多い。私は（復活を）祈っている」

今夏、ミランはリー・ヨンホン氏率いる中国グループから米エリオット・ファンドの新体制へと移行した。同時にボバン氏の同僚でもあった元ミランのレオナルド氏やパオロ・マルディーニ氏が入閣を果たした。元クロアチア代表MFはエールを送っている。

「非常に良い仕事をしている。2人ともサッカーを知っているし、全力を尽くしてくれるだろう。良い結果もついてくると思うが、時間が必要だ」

続いてボバン氏は、セリエCモンツァを買収したばかりの元ミランの名物会長シルヴィオ・ベルルスコーニ氏にも言及。「（モンツァ買収は）ロマンのある計画で、面白い。このスポーツから離れていられなかったんだね」とコメントしている。

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