ドイツ代表DFのジェローム・ボアテングはバイエルン・ミュンヘン退団する希望をクラブの幹部に伝えたようだ。カール=ハインツ・ルンメニゲCEO(最高経営責任者)が認めた。
9月3日に30歳の誕生日を迎えるボアテングは、バイエルンと結んでいる2021年までの契約を全うせず、今夏の移籍を望んでいるという。ルンメニゲCEOはアメリカのマイアミで開かれた記者会見で次のように認めた。
「ジェロームは昨シーズン後、キャリアの最後に新しいことを試す考えを伝えてきたんだ。我々は彼と話し、相応しい移籍金を支払えるクラブを紹介してくれるのなら、交渉に入る心構えであると話している」
そんなボアテングにはトーマス・トゥヘル新監督率いるパリ・サンジェルマン(パリSG)からの興味が報じられている。
「現時点において、パリSGとの接触はまだなかった。彼には2人の代理人がいるが、彼らはパリSGと話しているようだ。でもまだ結論は出ておらず、金額などについてもまだまったく話をしていない」
ヘルタ・ベルリン育ちでハンブルガーSVやマンチェスター・シティでプレーした経歴を持つボアテングは2011年夏からバイエルンに所属。同クラブで公式戦258試合に出場し、ブンデスリーガ6連覇や2012-13シーズンではチャンピオンズリーグ制覇に貢献したCBは、移籍が実現するのだろうか。
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