現地時間15日、トルコ・スュペル・リグは第22節が行われ、香川真司の所属するベシクタシュは敵地でマラティアスポルと対戦した。
香川の加入後、2連勝で3位に浮上したベシクタシュ。4位マラティアスポルとの上位対決に、香川はベンチからのスタートとなった。
立ち上がりから上位対決らしい拮抗した試合展開の中、地力で上回るベシクタシュが徐々にチャンスの数を増やしていく。決定機は30分、右サイドを抜けたブラク・ユルマズの折り返しを、ゴール前でアデム・リャイッチが受ける。しかし、トラップを浮かしてしまい、放ったボレーはGKに当たってゴール左へと外れる。
39分には、試合の大勢を左右する出来事が起こる。レンスに対して後ろから足をかけたアデム・ビュユクにイエローカードが提示されるが、ここでVARが発動。よく見ると足裏で故意に蹴っており、レッドカードへとジャッジが変更される。
これで数的優位を得たベシクタシュは、スコアレスのまま迎えた後半、立ち上がりから積極的にマラティアゴールへと攻め込んでいく。49分、ジャネル・エルキンの左CKがニアサイドでそらされ、ゴール前のアティバ・ハッチンソンが押し込んで攻勢のベシクタシュが先制する。
そして62分、ギュヴェン・ヤルチュンに代わって香川が投入される。さらにリードを広げることが期待されたが、直後にマラティアスポルが同点に追いつく。65分、素早いリスタートでロングパスに抜け出したオメル・シシュマノールが一瞬の隙を突いてネットを揺らした。
まさかの同点に追いつかれたベシクタシュは68分、レンスに代えてリカルド・クアレスマを投入。すると直後の70分、香川のパスを左サイドで受けたエルキンのクロスを、ニアサイドのリャイッチが流し込んで勝ち越しに成功する。しかしリャイッチは喜びのあまりゴールパフォーマンスでコーナーフラッグを折ってしまい、イエローカードを貰ってしまう。これにより次節フェネルバフチェとのダービーを欠場することに…。
勝ち越しゴールに絡んだ香川はその後もトップ下の位置で比較的自由に動き回りながらボールを引き出し、攻撃のリズムを作り出していく。75分には、香川のサイドチェンジをエリア内左でフリーとなっていたクアレスマが受け、落としをリャイッチがシュートもDFがブロックした。
90分には、香川のサイドチェンジから、右サイドのクアレスマのクロスにゴール前フリーで合わせたのは香川。しかし、ヘディングはゴール右へと外してしまい、移籍後3ゴール目はお預けに。リードは広げられなかったものの、ベシクタシュは1点差を守り切り、香川加入後3連勝を飾った。
■試合結果
マラティアスポル 1-2 ベシクタシュ
■得点者
マラティアスポル:シシュマノール(65分)
ベシクタシュ:ハッチンソン(50分)、リャイッチ(70分)
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