パリ・サンジェルマン(PSG)は、FW中島翔哉の獲得に関心を抱いているようだ。フランスメディア『フットメルカート』が報じた。
昨夏、ポルトガルのポルティモネンセへ加入した中島は、リーグ戦29試合に出場して10ゴール10アシストを記録。欧州初挑戦ながら見事な活躍をおさめ、先日にはポルティモネンセへの完全移籍が決定している。
この活躍を受け、ポルトやベンフィカ、スポルティング・リスボンといった国内3強や、ドルトムント、シャフタール・ドネツクなど国外のクラブも獲得に動くなど、夏の移籍市場で人家銘柄となっている。
そして22日、ポルティモネンセのディレクターであるロブソン・ポンテ氏は、今シーズンのリーグ・アン王者であるPSGが中島の動向を注視していると明かしている。
PSGは今夏、ウナイ・エメリ氏の後任としてトーマス・トゥヘル監督を招聘。ブンデスリーガ時代から岡崎慎司や香川真司など日本人との仕事を好む指揮官の就任が、獲得の後押しをすると見られているようだ。また、PSGのスポーティングディレクターであるアンテロ・エンリケ氏もポルティモネンセの関係者と近しい間柄のようで、昨夏にはグスタボ・エブリングがPSGからポルティモネンセに加入した。
しかし、『フットメルカート』によると、中島の違約金は2000万ユーロ(約26億円)に設定されており、PSGがその資金を捻出するためにはハビエル・パストーレ、ヘセ・ロドリゲス、ハテム・ベン・アルファら余剰戦力の売却を優先する必要があるようだ。
ロシア・ワールドカップに臨む日本代表メンバーからは外れてしまった中島。しかし、その活躍は欧州の数多くのクラブの関心をひきつけているようだ。
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