現地時間3日、イタリア・セリエAは第22節が行なわれ、ローマはホームのオリンピコにミランを迎えた。
勝ち点「1」差で迎えた4位ミランと5位ローマによる直接対決。新加入のクシシュトフ・ピョンテクが早くもゴールを奪うなど明るい話題が出ているミランに対し、公式戦ここ3試合で12失点と守備の脆さを見せるローマはブライアン・クリスタンテとスティーヴン・エンゾンジが出場停止という苦しい台所事情を抱えている。
そんな中、主将のダニエレ・デ・ロッシがひざのケガから98日ぶりに復帰。頼れるキャプテンが帰ってきたローマは、立ち上がりから積極的にミランゴールへと迫る。
しかし、先制したのはアウェーのミラン。26分、ペナルティーエリア左でロレンツォ・ペッレグリーニからルーカス・パケタがボールを奪うと、そのままゴール前に折り返す。これをニアサイドでピョンテクが合わせ、公式戦2試合連続となるゴールでミランに先制点をもたらした。
追いつきたいローマはサイドを起点に反撃に出るが、41分にアレッサンドロ・フロレンツィが抜け出したシュートはオフサイド。44分には、フロレンツィのクロスをパトリック・シックが頭で合わせ、GKジャンルイジ・ドンナルンマがはじいたこぼれ球をエディン・ジェコが押し込むも、再びドンナルンマがブロックする。
前半8本のシュートを放ったローマだが、ゴールは奪えず。逆にわずか2本のミランが1点をリードして後半を迎えた。
後半は開始早々に試合が動く。リック・カルスドルプの右クロスをニアサイドのシックが合わせ、ブロックに入ったマテオ・ムサッキオに当たってこぼれたボールをニコロ・ザニオーロが押し込んでローマが同点に追いつく。
こうなると勢いが出るローマ。前半もシュート数でミランを上回っていたが、後半も次々にシュートチャンスを作り出していく。65分には、フロレンツィに代わってステファン・エル・シャーラウィを投入し、逆転に向けた一手を打つ。
さらに81分にはシックを下げてユスティン・クライファートを投入。直後、左クロスをペッレグリーニが頭で合わせると、GKドンナルンマも諦めて見送るしかないボールは右のポストを直撃した。
87分、カルスドルプを下げてダヴィデ・サトンを投入し交代枠を使い切ったローマに対し、ミランはここでピョンテクとスソを下げ、パトリック・クトローネ、ディエゴ・ラクサールを投入。最後の勝負に出る。
終盤は互いに攻め合う展開の中、最後まで決勝点は生まれず。互いに勝ち点1を分け合う結果に終わった。
■試合結果
ローマ 1-1 ミラン
■得点者
ローマ:ザニオーロ(46分)
ミラン:ピョンテク(26分)
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