バチュアイがバレンシアにローンで加入…サッリの信頼を勝ち取れず昨季後半に続き新天地へ

ワールドカップに出場したベルギー代表FWだが、バレンシアに活躍の場を移すことが決まった。

バレンシアは、チェルシーからミヒー・バチュアイを1年間のローンで獲得した。

2016年にマルセイユから加入したバチュアイは、1年目からにプレミアリーグ優勝を経験。しかし、昨シーズンの後半は出場機会を求めてドルトムントにローンで移籍し、ブンデスリーガ初挑戦ながら14試合に出場して9ゴールを挙げる活躍を残した。

そして、ロシアで行われたワールドカップにもベルギー代表のメンバーに招集されたバチュアイは、チームの3位フィニッシュに貢献する。新シーズンを前にチェルシーに復帰した同選手だが、再びローンでスタンフォード・ブリッジから離れ、バレンシアに活躍の場を移すことが決まった。

このローン移籍が決まる数時間前に、今夏から指揮を執るマウリツィオ・サッリ監督は、余剰戦力を放出すると言及。その結果、アルバロ・モラタやオリヴィエ・ジルー、さらにタミー・アブラハムより序列が低いと考えられるバチュアイが放出される形となった。