ガラタサライにレンタル中の日本代表DF長友佑都やインテルの移籍動向について、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が3日、報じている。
長友は1月、出場機会を求めてインテルからガラタサライへレンタル移籍。トルコですぐさまチームに溶け込んだ長友はレギュラーに定着し、3シーズンぶりのリーグ制覇に貢献した。このためガラタサライは日本代表DFの完全移籍を熱望。インテルと話し合いが続けられているが、金銭面での隔たりなどから交渉が長引いている。
ガラタサライへは今シーズン限りの期限付き移籍であるため、長友は契約上、インテルの所属選手として復帰することになるが、一時的なものになりそうだと、イタリア紙が長友の現状を伝えている。
「ユート・ナガトモは書類上、ミラノに戻ることになるが、本人が戻ることはない。ガラタサライとの交渉は長らく続いており、日本人選手の完全移籍により、300万ユーロ（約3.8億円）前後の利益が見込まれる」
またインテルで長友のライバルだったブラジル人DFダウベルト・エンリキも退団の可能性が高まっている。「ナガトモ以外では、ダウベルトもモナコへのレンタル移籍の交渉が進行している」と伝えた。
なおインテルでは、ユヴェントスを退団するMFクワドゥー・アサモアの加入が内定しているほか、オランダ代表のユーティリティプレーヤー、DFダレイ・ブリント獲得に向けて、マンチェスター・ユナイテッドと交渉がスタートした。
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