Sebastian kehl03062016Getty Images

ドルトムント、元キャプテンのケール氏が入閣…強化部門の新部署を率いることに

ボルシア・ドルトムントは23日、元キャプテンのセバスティアン・ケール氏をフロントに迎え入れることを発表した。

2015年に現役引退を表明したケール氏は、2002年からドルトムントでプレーし、同クラブで公式戦362試合に出場。3度のリーグ優勝やDFBポカール制覇に貢献したクラブの英雄の1人で、ドイツ代表としても32キャップを記録している。

先月末に「ライセンスプレーヤー部」という新部署を立ち上げることを明かしたドルトムントだが、今年6月1日からそのトップを務めるのはケール氏に決定したとのことだ。ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEO(最高経営責任者)は声明で「セバスティアンのフロント入りにより、スポーツディレクターのミヒャエル・ツォルクが率いる当クラブの強化部門が完結する」と言及。「彼に任せる職務は、このクラブのさらなるスポーツにおける発展にとって最大級に重要なものとなる」と期待の言葉を口にした。

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ケール氏本人は、「競技面からこの偉大なクラブの将来を形成する挑戦とチャンスに係わり、責任を持って携われることを楽しみにている」と話し、「ドルトムントといったクラブ、そしてこの地域の人々と私は深い絆で結ばれ、ドルトムントは長きにわたって私の心と共にあるクラブでもある。その背景もあり、信頼を寄せていただき、心から感謝したい」と感謝を告げた。

なおドルトムントは先月、同じくOBであるマティアス・ザマ―氏が来シーズンから外部顧問を務めることを発表している。それに続く今回のケール氏の入閣だが、今後のクラブの発展にどのような形で影響を及ぼすのだろうか。

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