チェルシーがアスレティック・ビルバオに所属するGKケパ・アリサバラガの獲得を発表した。
今夏、守護神ティボー・クルトワのレアル・マドリー移籍が決定的なチェルシーは、移籍市場終盤になってケパの獲得に乗り出していた。そして8日、同選手の契約解除金である7200万ポンド（約103億円）を支払うことで、新守護神の獲得が決まった。なお、ケパはチェルシーと7年契約を締結した。
もちろんこの金額は、昨夏レアル・マドリーからアルバロ・モラタを獲得した際の移籍金7000万ポンド（当時約101億円）を上回るクラブ史上最高額に。さらに、先日リヴァプールがアリソン獲得でローマに支払ったGK史上最高額となる6500万ポンド（約94億円）をも上回る移籍金となる。
移籍の決まったケパはチェルシーの公式ウェブサイトで「僕にとって、僕のキャリアにとって、そして僕個人の人生にとって、非常に重要な決断だ。クラブやその歴史、選手、街、そしてイングランドプレミアリーグ、非常に多くのことに魅了された。チェルシーが僕を信用してくれ、チームに迎え入れてくれたことに喜びを感じている」とコメントした。
現在23歳のケパはリーガ・エスパニョーラで50試合以上に出場し、ロシアで行われたワールドカップでもスペイン代表の一員としてメンバー入りを果たすなど将来を大きく期待されている。
8日に加入が決定したケパは、9日よりチームとともに練習を開始する予定。そして早ければ11日に行われるプレミアリーグ開幕戦のハダースフィールド・タウン戦でデビューを飾ることになりそうだ。
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