アジアカップ2019は22日にラウンド16が行われ、カタールとイラクが対戦した。
2022年のW杯開催国でもあり、近年著しい成長を見せるカタールは、グループステージを3戦全勝で首位通過。3試合で7ゴールをマークし、得点ランクトップに立つアルモエズ・アリを中心とした高速カウンターを武器に8強進出を目指す。
対するイラクは、グループDを2勝1分の2位で突破。イランとの最終節は堅い守備も見せ、優勝候補を無失点に抑えるなど、負け知らずで勝ち上がってきた。07年に成し遂げた奇跡の優勝の再現を狙い、重要な一戦に臨んだ。
試合は序盤からアグレッシブな試合展開。カタールはポスト直撃の決定機を迎えるなど、早速その好調な攻撃でイラクゴールを襲う。スピードのあるアルモエズ・アリが一瞬の隙を突いて突破すると、GKと1対1に。PA内で倒されてしまうが、主審はPKを与えなかった。
対するイラクは23分、カタールのイージーなミスから10番のモハナド・アリがボールを拾って前線へ。GKと1対1を迎えたが、交わす際に左足とGKの頭が交錯。主審はイラク側の反則を取り、危険なプレーでモハナド・アリに警告を与えた。
その後は両者がカウンターの応酬でオープンな展開となるが、スコアは動かず。前半はスコアレスで終了した。
後半に入ると両者の攻守の切り替えがより激しくなっていく。カタールは53分、イラク最終ラインのミスを逃さなかったアクラム・アフィフが裏に抜け出してGKとの1対1の局面を作るが、タッチが伸びてしまいフィニッシュまで持ち込めず。絶好のチャンスを逃してしまった。
しかし62分、カタールはPA手前左付近でFKを獲得するとキッカーはバサム・アルラウィ。右足で放った強烈な一撃が、ゴール左に吸い込まれカタールが先制に成功した。1点をリードしたカタールはさらに畳み掛ける。67分、アクラム・アフィフの突破から最後はバサム・アルラウィが裏に抜けてシュート。これは決まらなかったが、カタール優勢で試合が進んでいく。
諦めないイラクも前線からの激しいプレッシングでマイボールにすると、サイドからクロスを放り込み、決定機を作るが、未だ無失点のカタールの堅い守備を前にゴールを奪えず、試合はそのままタイムアップ。カタールがイラクを1-0で下し、8強進出を決めた。
勝利したカタールは、準々決勝で韓国と対戦する。
■試合結果
カタール 1-0 イラク
■得点者
カタール:バサム・アルラウィ(62分)
イラク:なし
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