スパレッティ、次節の難敵パルマ戦が進退懸けた正念場に…後任候補はインテルOB？

イタリア紙は、インテルのルチアーノ・スパレッティ監督の進退が危うくなっていると指摘している。

インテルは次節のパルマ戦で結果が出なかった場合、後任監督としてOBのエステバン・カンビアッソ氏の招へいを検討していると、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。

ルチアーノ・スパレッティ率いるインテルは現在、リーグ戦においてチャンピオンズリーグ出場圏内の3位につけるが、チャンピオンズリーグはグループリーグで敗退。コッパ・イタリアにおいてもラツィオにPK戦の末、敗れて準々決勝で姿を消した。直近の公式戦4試合は3敗1分の成績となっており、降格圏のボローニャにもホームで敗れた。ジュゼッペ・メアッツァに駆け付けた5万人の観客は不満を露わにし、抗議の口笛が相次いだ。

インテルはスパレッティとシーズンあたり450万ユーロ（約5.7億円）の契約を2021年まで結んでおり、ジュゼッペ・マロッタCEOはボローニャ戦前に指揮官への信頼を強調していた。だが格下のチームを相手にポイントを取りこぼし続ける現状から目を背け続けることもできない。このためスパレッティのラストチャンスは9日のパルマ戦になると囁かれている。

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仮に解任に踏み切った場合、来シーズンに新監督を招へいするまでの間、暫定監督にチームを託すのではないかとイタリア紙は予想。ロシア・ワールドカップにおいて、コロンビア代表を率いたホセ・ペケルマン監督の下でアシスタントコーチを務めていたインテルOBのカンビアッソ氏の名前が浮上していると報じている。

次節で対戦するパルマは現在、12位につけるが、2日にはユヴェントスのホームで3-3と引き分けて勝ち点1ポイントをもぎ取った難敵。またインテル自体も9月にジュゼッペ・メアッツァで0-1と敗れており、パルマでの再戦に注目が集まる。