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シュートは1本…守備的な戦いに終始した浦和。槙野は完敗を認める「完成度の違いが出た」

浦和レッズは16日に行われたFUJI XEROX SUPER CUP 2019で川崎フロンターレと対戦し、0-1で敗戦。今季初の公式戦でタイトルを獲得することは叶わなかった。

天皇杯を制した浦和と、昨季J1王者の川崎Fが対峙した今季のゼロックス杯。試合序盤から川崎Fが優勢に出る展開で、新鮮力のレアンドロ・ダミアンがパワフルな突破から幾度も決定機を演出。12本のシュートを放ち、迫力のある攻めを披露した。一方で浦和は90分を通してもシュートは1本のみと、自慢の攻撃は鳴りを潜め、不完全燃焼のままタイムアップの笛を聞いた。

「0-0で前半を折り返せば自分たちの時間になる」

この試合でフル出場した槙野智章は、昨季までのゲームプランを当てはめると、浦和に流れがくると見通していた。しかし「守備の時間が長い分、ボールを持たれてジャブを打たれている時間がかなり多かった」ことで「後半になっても自分たちの時間にすることもできませんでした」と試合を振り返った。

川崎Fは、最前線のL・ダミアンから連動したプレッシングでパスコースを限定し、浦和に自由を与えなかった。2トップの一角として先発入りした新加入の杉本健勇は、「自分たちがもっとボールを握らないとダメだし、 縦バスのところでもう少し出してもそうだし、受けても要求し合わないといけないと思う」と、守備的な戦いに終始した90分に反省の弁を口にしていた。

川崎Fと「完成度の違いが出た」と完敗を認める槙野は、「もう少しどこかでリスクを犯して前に出るとか、そういう動きと賢さは持ってやらなくちゃいけない」と改善点について言及。「攻撃のバリエーションとシュートの本数もやっぱり増やさなければ。ずっと守備をしていたら勝てない」と、攻めに転ずる姿勢を強めることの重要性を説いた。

浦和はキャンプ中にトレーニングマッチをわずか1試合しか行っていなかったこともあり、かねてより実戦感覚への不安はあった。

槙野は「キャンプで練習試合をやっていなかっただけに、今日の試合でJリーグの開幕に向けてもう一回自分たちがやらなくちゃいけないことの整理になった。敗戦したことはチームとしてはかなり痛いですけど、すごくポジティブなものが見えたんじゃないかなとも思っています」と、最後は前を向いた。

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