リヴァプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーがスペイン『マルカ』とのインタビューに応じ、レアル・マドリーDFセルヒオ・ラモスとの間に遺恨を残していることをうかがわせた。
サラーはチャンピオンズリーグ決勝レアル・マドリー戦の前半に、DFセルヒオ・ラモスと交錯して肩を負傷。涙を流しながらの途中交代となり、ロシア・ワールドカップ出場も危ぶまれることとなった。
サラーは『マルカ』とのインタビューで、S・ラモスとの交錯が「プレー中に起こる普通の出来事だっのか?」と問われ、「分からない。おそらくそうかな?」と返答。またS・ラモスが「最初に腕をつかんだのは彼で、僕は反対方向に倒れた。実際、彼が負傷したのは逆の腕だった」と話したことには、「それは面白いね…」と一笑に付した。
S・ラモスは「もし痛み止めを打っていたら、サラーは後半もプレーできたはず」とも話していたが、サラーはその発言について意見を求められると、笑みを浮かべながらこのように返している。
「自分を泣かせた人間が、その後に笑わせてくれるというのは素晴らしい。おそらく、彼は僕がワールドカップにも出場できると口にしてしまえるんだろう。彼から連絡はあったよ。でも、僕は『良い状態だ』とは一言も口にしていない」
サラーはまた、ワールドカップ初戦ウルグアイ戦に間に合う可能性があるのかどうかについて、次のように語った。
「状態は良くなっている。ウルグアイ戦に臨む期待を抱えているよ。でも、それは試合日が近づいて、自分がどのような感触を得ているのかに依存することだ」

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